寒冷蕁麻疹について

朝晩の冷え込みが強くなり季節の変わり目になりました。つい2週間前までは、日中に冷房を入れていましたが、今は暖房器具の出番になっています。

冷たい刺激や寒暖差によって現れる蕁麻疹は、「寒冷蕁麻疹(かんれいじんましん)」と呼ばれます。

急な温度変化で皮膚が冷やされることをきっかけに、かゆみや赤みを伴う皮膚の盛り上がり(膨疹)が現れます。

寒冷蕁麻疹の主な特徴と原因

分類特徴原因となる刺激
局所性冷たいものに触れた部分だけに症状が出る。冷水で手を洗う、氷に触れる、冷たい風が当たるなど。
全身性全身が冷えることで症状が広がる。暖かい部屋から寒い廊下に出る、エアコンの効いた部屋に入る、運動・入浴後に体が急激に冷える、冷たい飲食物の摂取など

対処と予防について

1. 症状が出た場合の対処

  • 温めること: 冷やすと悪化するため、症状が出ている部分や全身を温めることが最も大切です。
  • 冷やさない工夫: 冷たい飲食物を控えめにし、体を冷やさないようにします。
  • 掻かない: 掻きむしると症状が悪化する可能性があります。

2. 日常的な予防策

  • 防寒対策の徹底: 外出時は、マフラー、手袋、コートなどで寒冷刺激を避けるようにします。特に、寒暖差が7℃以上になると影響が出やすいとされています。
  • 急激な冷えを防ぐ: 暖かい場所から急に寒い場所へ移動する際は、ゆっくりと体の温度を慣らします。
  • 湯冷めに注意: 入浴後や運動後は、汗を拭き取り、体が急激に冷えないように気をつけましょう。

症状が強い場合は、飲み薬を使うこともありますので受診下さい。